第7章 現職 某大手印刷メーカーに転職 充実した日々

「とも」のプロフィール

会社一時帰休にて副業として某大手空調メーカーに契約社員として働き、
時間調整しながら転職活動を行っていました。

今度は40代の年齢が年齢だけにさすがに求人枠は狭いのを実感。
しかし、このまま一時帰休を待っていてもなにも変わらず、従業員同士でも悪い
ウワサが立っており、全く復帰する目途がありません。

会社の同僚や上司または良くしてくれた上層部の方ともラインで会社の近況を連絡していましたが、全く経営回復の兆しがなく、事業まるごと身売りみたいな話しが上がっていました。
そんなよくない話しが続くときが先が見えないよね。まだ独り身ならまだしも家族がいたら転職を考えるしか道はないよね。。。

前回の記事「第6章 うつ病を克服後、転職難実感 職種が違う生産技術の道へ
にも書きましたが、契約社員として夜勤明けの面接などをこなし
暇があれば、面接対策やSPI対策、履歴書の作成、応募など作業で自分の時間が
ない程です。

その日々を繰り返し1ヵ月が経ちました。
ようやく書類選考通過! 面接まで進む企業がちらほらでてきました。

これだけ転職してきましたので、転職のノウハウを自分なかで蓄積している
こもとあり、今回の転職活動も自信はありました。

しかし、今度働くにあたり、”譲れない条件”を高くもっていたせいか、
一応数社、採用はもらいますが、その条件に合致するものかどうかをの迷いが
あり入社の踏ん切りがつきません( 一一)

”譲れない入社基準”を設定 転職後の同じ過ちは犯さない

その”譲れない条件”とは、転職採用後の過去の経験から3つを満たすものではない
と採用されても断ろうと思う内容です。

  1. 給与は以前より多少低くなっても良いから、安定した会社であること
  2. ある程度の規模であること
    特に一部上場企業(今ではプライム市場)もしくは、二部上場企業
    (今ではスタンダード市場)限定
  3. 長く経営している会社であること

人によっては様々な条件や基準をもって入社前、会社を比較すると思いますが、
トモの場合は、この基準が絶対でした。

その基準を少し説明すると、

1番目の”安定した会社であること”はまさに今回の一時帰休させられている会社と、
前々回の会社、事業再生支援機構に委託されたことを踏まえ、条件として入れた
内容です。

どちらの会社も人間関係、働きやすい職場ではあったのですが、経営が傾き
転職せざる負えない状況でした。多少給料は今より下がっても良いので
とにかく安定した会社、経営が良好な会社を最優先としました。

参考ご興味があれば「トモ流 安定した会社の見極め方 」を読んでみてください。

2番目に”ある程度の規模であり、多角経営していること”です。
若い頃はもちろんベンチャーや成長しそうな会社で活躍するのも良いですが、
40代という年齢もそこそこ上になってきていますし、家族もいることから
そこまで冒険はできません。

また規模が大きいと福利厚生が整っていることが多いのも魅力的、例えば旅行
の宿泊補助や保養施設、会社の財形貯蓄、自社ローン、更に自己学習の講座補助
などがあったりします。

更に多角経営している会社も条件としています。

トモの中では絶対条件ではありませんが、過去の経験した会社では、ほぼ1事業一択
で経営をしており、その事業が低迷するとたちまち経営難を引き起こすからです。

最後の3番目は”長く経営している会社であること”です。
長く経営が出来ているということは仕入れ先や得意先などの関係性が断続的
に続いていることが多く仕事に困らないからです。

仕事に困らないとは、受注や引き合いが多い=安定した売上げ、利益が確保というイメージかな。。

今回は面接までまずは進んだのはおよそ15%程、採用をもらったのは更そこ
から8%程、更に”譲れない条件”自分基準で選抜していくと、2社ほど
となりました。

2社悩みましたが、3つの条件を満たし、尚且つ、面接された方が熱く事業内容
と今後のビジョンを語ってくれことに共感を得て、転職先をそのうちの1社に
決めました。

実に一時帰休を言い渡されて、2か月半で転職活動終了、過去一長い転職活動でした。

現職 某大手印刷メーカーに転職 今のところは。。。

色々過去苦難はありましたが、今現職としている某大手印刷メーカーの管理業務
を行っています。過去合併統合はあるものの歴史がある会社です。

歴史が古い分、固執した考え方の人もいますが、人間関係がよく、おもしろい
仕事です。

この会社に出会え充実した仕事が今できるのは、その求人のタイミングも
ありますが、これまで転職を繰り返して、人間関係や病気との葛藤、経営不振など
失敗や成功を繰り返し勉強した結果だと思います。

必然的に会社選びの精度が上がったきたようです。

今のところ経営状況も特に悪くなく、それなりに多角化経営をリスク分散し、
拡大している会社です。

安定した会社に転職 でもいつでも転職できるスキルアップ、モチベーションをもつこと必須

今は、会社も順調であり、昇進昇格もしてそれなりに満足した生活を送って
いますが、最近特に、世界の変化や価値感も180°変わる世の中。

安定した会社に勤めていてもいつひっくり返るかわかりません。
常に、転職できる準備をする必要があります。

これまでの世界の変化、価値感の変化はどんなものがあるか。。。
・ネット購入によるIT業界の繁栄と実店舗の衰退
・コロナウイル蔓延による、活動自粛、出社低減、
リモートワーク、ネット環境の充実、飲食店に衰退
・ジェンダーレスの推進による衣服の変化
などなど、今後も基準や常識が覆り、新しい価値基準が生まれる世の中です。

これは、大会社や安定した会社で何十年も務めていたらそんな危機感もないと
思いますが、トモの転職組は常に世の中の変革にその人以上に危機感をもって
仕事をしています。

会社が個々の従業員を営利拡大目的で利用するように、個々もうまく利用し
常にスキルアップすることが重要です。

”利用する”というイヤな言い方に聞こえるかもしれませんが、個々のスキルアップ
があれば、個人にとってもレベルをアップが図れ、会社にとってもそのスキルで
貢献してもらえば一石二鳥

例えば、スキルアップの為に資格取得の補助をもらいながら資格を目指す。
自分から難易度の高いプロジェクトに参加し、解決方法や進行の仕方、展開方法
などを学ぶなど色々あります。

今の時代は転職は当たり前の世の中になりつつある

今の世の中、定年まで1社で働くという人は少なく、どこの調査データ
をみても、転職経験者は60%を超えており、更に数年後は割合が上がるでしょう。

転職経験者の割合は20代ですでに4割弱を、そして30代で半数を超えている。40代、50代では6割弱と安定しているので、日本の正社員では40歳くらいまでに転職活動を終え、おおむね6割程度が転職を経験してきたと要約できる。

出典:㈱リクルート「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」一部抜粋による

そりゃ、トヨタ自動車みたいな大企業では人たちは、転職は考えていないだろうけど、、、でもこのトヨタ自動車でも経営人は危機感をもっており有名な話しでは「終身雇用を守っていくのは難しい」と言うほど、定年まで雇うことは困難だとしています。
それは多様性や働き方の自由度の高まりもあり、転職することが自由に選択できる
世の中に変わってきています。

トモは、これまで数社転職を繰り返し、正直、人間関係や会社に問題があったり、
業績不振など経験し、世間的に多い、転職ブログのような”スキルアップの為の
転職”ばかりではありませんでした。

転職はきれいごとだけではなく、メリットもありもちろんデメリットもあります。

このブログは、この第1章から第7章まで悩みながら自分で解決を導きだしトモが
あなたの転職活動に励みになり、有益なアドバイスができれば思い立ち上げて
います。

少しでもお役にたてればと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

引き続き様々な転職に関する記事をアップしていきますので宜しくお願いします。

 

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